財産が少ない場合の遺言書作成の要否(Q&A)
当事務所の業務についてのご質問を集めました。こちらのページ又は本ホームページに記載のないご質問は、「お問い合わせ」より、お電話又はメールにて直接ご連絡下さい。

h2
財産が少ない場合の遺言書作成の要否(Q&A)

Question:財産が少ないのですが、遺言書を作成しようか迷っています?
Answer:遺言書は、近年「エンディングノート」や「終活」の一環として、多くの方が作成されています。作成される方には、もちろん財産が多いから作成するという方もおられますが、自分の「人生の整理」の一つとして作成される方もたくさんいらっしゃいます。また、相続人が複数いて将来もめそうだという方も遺言書を書かれますが、逆に遺言書が存在することで、もめてしまうケースもあります。
 遺言書は、財産の分配が中心的部分ですが、「付言」で遺された家族へメッセージを残す人も多く、遺言書完成後には、満足感・充足感を得る人が多く印象です。
 「遺言書」というとなんとなく仰々しく感じますが、ご自身の「心と人生の整理」として、人生を振り返りながら、楽な気持ちで取り組んでみてもよいのではないでしょうか。