Question：遺言書の作成は誰に依頼すればよいのでしょうか？
Answer：遺言書の作成は、行政書士や弁護士など、他の士業と呼ばれる人が行っています。誰に依頼するのがいいかは、話しやすさと信頼性で決めるのがよいです。
　というのも、遺言書の作成過程では、自らの財産を少なからず開示することになり、家族内の人間関係や、過去の出来事の振り返り、将来の家族の在り方など、人生そのものを振り返っていくことになります。そうであれば、このような話を親身になって傾聴し、作成者の想いを理解し、その意思に沿った遺言書作成のサポートをしてくれる人を依頼者として選ぶことが重要です。
　遺言書は、単なる法律文書ではありません。機械的な作業で、遺言書を作成することもできますが、作成者にとっては、遺された者への最後の手紙の１つです。作成するには、過去の楽しかったこと、辛かったことを振り返り、現在の家族関係から将来どんな家族関係が訪れるかを想像し、作成者によっては気が重たくなるような作業になることもあります。
　まずは当事務所では、そんな作成者様の想いに寄り添いながら作成をサポートし、一緒になってより良い遺言書の作成を実現していきたいと考えています。